☆ダイレクト出版 「OPPORTUNITY」 エベン・ペーガン レビュー 評判
こんにちは!トモヒトです!
さて今回はダイレクト出版の「OPPORTUNITY(オポチュニティ)」エベン・ペーガンのレビューを書いてみたいと思います。正直この本はダイレクト出版の本の中でも全く、既成概念が無いまま読んだので、ある意味新鮮でしたが。
「エベン・ペーガンってこういう人なのね」ということが良くわかったという感じの本でしたw
☆ダイレクト出版 「OPPORTUNITY」 がおすすめな人
さて、今回の「OPPORTUNITY」がおすすめな人ですが
◎これからの時代を生き抜く方法が知りたい人
◎選択肢に悩んだ時にどちらを選べばいいか?という判断材料が欲しい人
◎これからの時代により多くのチャンスを見つけたい人・・・
とまあ、正直言ってしまうと、対象者がはっきりしないイメージではありますねww
ただ、この「OPPORTUNITY」はダイレクト出版の本の中でも異色の本であることは確かです。
そのあたりのことも含めて解説していきます。
☆ダイレクト出版 「OPPORTUNITY」の内容とは
◎そもそもエベン・ペーガンって誰?
さて、この「OPPORTUNITY」ですが、ここ何年かダイレクト出版がお気に入りのデジタル商品の起業家というか、以前こちらもダイレクト出版から出版されている
「あなたの知識・経験・情熱をデジタル商品にしてオンラインで売り出す方法」
で、一気に有名になった感じで、本の解説にもありますが著者のエベン・ペーガンさんは、完全に在宅で、関わっているチームもそれぞれ在宅で完全な「ヴァーチャルチーム」で、10個以上のブランドを立ち上げ、100億円以上を売り上げるという、
デジタル商品の起業家としてはなかなかの実績を持っている方です。
そして、まあ海外の特に、アメリカの起業家などのビジネス書を読むと良く感じることですが、ビジネスはビジネスとはっきり区別されているのではなくて、「ビジネス」と「自己啓発(スピリチュアル)」的な要素が絡み合っている感じの内容を書く方も多い印象で、
その中でも特に今回「OPPORTUNITY」を読んでみると、エベン・ペーガンさんが「自己啓発」にもかなり造詣が深いということがうかがい知れました。
エベン・ペーガンの経歴を見ていると、カナダのカルガリーで行われたイベントではダライ・ラマ14世などとともに現代の賢人の一人として講演を行ったということからも、スピリチュアルティなどの分野にもかなり精通していると思われます。
◎「OPPORTUNITY」の内容とは?
そして、肝心の「OPPORTUNITY」の内容ですが、おおざっぱな言い方をしてしまうと、「自己啓発書」と言っても良いような内容で、
ダイレクト出版の本と言うと、実践的なマーケティングやセールス、経営術などの内容を思い描きがちですが、
実践的なビジネス書というよりは、「これからの激動の時代にどうやってチャンスを見つけていくべきなのか?」「どういう能力やスキルを身に着けていくべきなのか?」というような、
自己啓発の分野に、科学的、心理学的、ビジネス的な観点からの最新研究のデータを適応して、
「現代起業家の生き方」みたいなものを学べる内容と言えると思います。
「これからの時代にどのようにチャンスを作り出して、実践していくのか?」ということだと思います。
なので、もしあなたが「エベン・ペーガンのような生き方をしたい!」と思ったり、「起業家の思考法」を学びたいという場合は、この「OPPORTUNITY」がおススメだと思いますが、
もっと実践的にすぐに使える、起業法やビジネスの展開法などを学びたいというならば、
「あなたの知識・経験・情熱をデジタル商品にしてオンラインで売り出す方法」
を読むことをおススメします。
☆ダイレクト出版 「OPPORTUNITY」で学べたこと
さて、僕が実際にこの「OPPORTUNITY」を読んで学んだことですが、
1、言葉を学ぶ、感情のコントロール
私たちは普段、言葉を知っているようでちゃんと意味を理解しないままに、雰囲気で使ってしまっていることが多い。そのために自分でも自分の言いたいこと、伝えたいことが理解しきれていなかったり、相手に伝えるときに的確な言葉で伝えられないということが起こり、
そのあたりがビジネスや生きる上でのコミュニケーション不足、または商品の特色や売りが伝えられないということにもつながりかねない。そのためには、言葉の意味を深く知り、誰にでも伝わるような言葉遣いで、伝えるべきだし、
また2章で語られている「感情のコントロール」という部分では、ちょっと個人的には誤解を与えるんじゃないかという印象もあったけど、感情をコントロールする方法を学べば、何かの問題が起こった時に的確に対処できるし、チャンスが目の前にあるのに、感情に揺さぶられて、気付けない、または「恐怖や不安」に支配された状態で
決断をしてしまうと、必ず間違った「損をしない選択」をしてしまうために、チャンスを逃してしまうことにもつながるということには一理あると感じましたが、
あまり「感情をコントロールする」と言ってしまうと、多くの人は勘違いして、「感情を抑圧」してしまうような気がするので、もう少し「感情をちゃんと起こった瞬間に感じ切る」という部分を強調しておいた方がいいと感じました。
この「感情を感じ切る」というのは、「悟り」などの瞑想の時にも役立つ方法で、自分の中に湧いてくる「感情」を思考で評価することなく、ありのままを感じることで、その感情を発散させ、抑圧したりしていつまでもトラウマとして抱えることが少なくなっていく。
このことによって、トラウマによる「歪んだ現実の捉え方」を避けることができていくので、目の前のチャンスや状況を的確にとらえることができると思います。
2、「モデル」を学び、全てを判断するべし
そして、エベン・ペーガンが提唱する、チャンスをつかむ方法として、色々な「メンタルモデル」を学び、それを日常生活の中で適応していくことで、目の前の状況に対する判断能力が上がり、即座に判断を下す習慣が身についていき、チャンスに対しても即座につかむことができやすくなる・・・
ということですが、まあ個人的には半分納得できて、半分どうかなあと言う部分もありましたが、
エベン・ペーガンは自分自身でも語っている通り、「能動的」な人間で、分かりやすく言えば、人生を「効率」で考えるタイプの様で、とにかく「無駄を無くして、効率的に生きよう!」ということが根底にあるような気がします。
そして、有名な「パレートの80:20の法則」なども「メンタルモデル」の一つで、私たちの生活の中で、20%の努力の部分が、全体の80%の成果を生み出しているということで、その80%の成果を生み出している部分だけに時間をかけることができれば、どれだけ効率的だろうかという考え方である。
また、もう一つの「メンタルモデル」として、日頃の生活を振り返ってみて、自分が人生に最も「価値」を置いていることにどれだけ時間や力を向けているだろうか?と思い返してみると、多くの人は無意識のうちに、自分が本当にこの人生に価値を置いている物にほとんど時間をかけられていない
ということを発見するだろうという。
確かに、特に日本人は「欲しがりません勝つまでは」という戦時中の教えじゃないが、現代でも「今は辛抱して後で幸せを勝ち取ろう」という考えが根底に流れている感じがするけど、その「後で」が本当にやってくるかは分からない。今、味わって開かないと、病気や事故などで、なくなってしまうかもしれない。
そう考えると、出来るだけ効率的に動いて、時間の余裕を作って、自分が人生のうちで大切だと思っていることに時間を十分にさけるようにしなければいけないというのは納得できました。
3、これからの時代にも伸びていくスキルを学ぶべし!
そしてこちらも半分納得で、半分は少しどうかなあと感じた部分でもありますが、やはりこれからの時代はインターネットがもう当たり前になってきて、日々トレンドが変化していくと言ってもいい時代なので、今まで以上に時代を見越して、その中でも通用するような、スキルを学んで身に着けていくべきという部分は確かに同感だし、
特にコンピューターが発達し続ける上では、これからさらに「心」の部分をケアするような仕事は良いと思っているので、彼のような「自己啓発的」な考え方も面白いと思うけど、若干「僕は常にそういうものを選んできた」という優越感のようなものを文章から感じてしまったが、彼自身色々と人生の中で学んできたスキルが後々役にたったというエピソードを披露しているけど、
実際「まさかその時学んだスキルが後で役立つなんて」というようなことをいくつか書いているので、「結局偶然?」と感じてしまった部分はあります。
☆ダイレクト出版「OPPORTUNITY」を読んで残念だったこと
さて、今回「OPPORTUNITY」の本を手にして、表紙などの解説を読んでいると、なんだかワクワクするような印象で、またピンクと白の装丁などで、非常にポップな印象を受けたので、
明るく楽しく読めるような内容かと思ったんですが、一言でいうと「この人真面目だなあ」という印象でしたw
特に最初の50ページくらいは(序章~第1章)「これからの時代激動の時代だから、色々大変で取り残されると大変だよ」的な内容が色々なデータや、専門的な言葉などで語られるので、読むのが大変だったし、なんかちょっと「なんかいろいろ学ばないとイケなくて大変そう・・・」という印象を抱いてしまいました。
1、ちょっと専門的過ぎる
先ほどもチラッと書きましたが、著者のエベン・ペーガンさん自身がこういう知識欲が強くて、専門的な心理学や物理学などなどの「法則」関係が好きだということは良くわかったし、それらの知識やデータを組み込むことで、彼自身の理論に厚みを持たせている、実証性を持たせているというのは分かりますが、
ビジネス書や自己啓発書を読んでいるというよりは、すこし、科学などの専門書を読んでいるような感じだし、文字数も多いので、なかなか知りたい部分に到達しない感が終始ありました。
2、もっと実践的かと思った。
そして、先ほどもご紹介した、↓こちら
「あなたの知識・経験・情熱をデジタル商品にしてオンラインで売り出す方法」
がかなり実践的な具体的なデジタル商品の販売法を解説していたし、ダイレクト出版が翻訳して出版するということなので、今回の「OPPORTUNITY」も結構、具体的なビジネスの構築法を学べるのかと思って読むと、肩透かしというか、「稼げる起業家が普段どんなふうに考えているか」ということを学ぶ本でした。
そういう意味で、「今すぐ実践的な手法が知りたい」「ビジネスの売り上げをアップさせたい」とかんがえてこの本を手にすると、残念な気持ちになるかもしれませんね。
☆ダイレクト出版 「OPPORTUNITY」レビュー 評判 まとめ
[「OPPORTUNITY」評価] 総合おすすめ度 70点
おすすめ度:★★★☆☆
再現度:★★☆☆☆
お役立ち度:★★★★☆
面白さ:★★★☆☆
さて、こちらのエベン・ペーガンの「OPPORTUNITY」の評価ですが、ちょっと厳しい評価になりますが、自己啓発書が好きで、(僕は自己啓発もスピリチュアルも読むけど)色々な知識や、起業家の普段の考え方などを学びたい方にはいいと思いますが、「ダイレクト出版の本」と言うことや、エベン・ペーガンの本ということで、前作や他の本のような具体的な即戦力という感じの内容を期待するとちょっと「なんだこれ?」となるかもしれません。
☆ダイレクト出版 評判 おススメの本
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